今年もだんだん気温が上がり暑くなってきましたね。そしていよいよ各地で梅雨入りシーズンとなってきました。梅雨の時期になると「梅雨だる」という症状を訴える方も多くおられます。「梅雨だる」の症状としてよくあげられのは、ひどい肩こりや頭痛やめまい、浮腫による体の怠さなどの症状がよく挙げられます。また、「梅雨だる」の症状は体だけではなく、心にも現れます。例えば「なぜか憂鬱な気分になる」「イライラしてしまう」「やる気が出ない」などの症状が現れます。「梅雨だる」の原因は３つあります。

１つ目は、梅雨の時期は低気圧が続くため、低気圧になると副交感神経が優位に動くため、体がお休みモードになって、「だるい」や「やる気が出ない」と感じてしまうのです。

２つ目は、梅雨の時期は、雨で気温がぐっと下がったかと思うと、翌日は真夏のような暑さになったり、同じ一日でも朝夕は冷え込んだりと、気温差の激しい時期でもあります。このような気温差は、身体にとってストレス・ダメージとなり、疲れやすくなってしまうのです。

３つ目は湿度が高く、体の代謝も落ちがちなこの時期は体内の余分な水分が消化器系に影響を及ぼし、だるさや食欲不振、消化不良を引き起こしてしまうのです。

このような「梅雨だる」を解消するために起きているときに交感神経が、休んでいるときに副交感神経が優位に動くよう、生活習慣を心がける。だけでなく気温の変化ともに、体を冷やさないようこまめな体温調節を行い、栄養バランスの良い食事を心がけて「梅雨だる」から「夏バテ」に繋がってしまわぬよう気をつけていきましょう。