４月は新生活やクラス替えで環境の変化に伴い、仕事や人間関係なども大きく変化します。それにより肩に力が入り、肩が凝り体調不良を引き起こす人も少なくありません。新生活による慣れない場所での仕事、生活リズムのズレ、季節の変わり目の不調など小さな出来事一つ一つが自律神経の乱れにつながるのです。

そこで今回はオフィスなどで座りながらできる肩凝り解消方法のストレッチを紹介します。

まず首のストレッチからです。

• 左右の首筋伸ばし

椅子に深く座り背筋を伸ばします。右手を左の耳の上あたりに置き、ゆっくり息を吐きながら首を倒して、１５秒程度キープします。この時に痛気持ちいいところで止めましょう。反対側も同じように繰り返します。

• 首の後ろ側伸ばし

椅子に深く座り、背中を背もたれにつけて体重を預けます。両手は組んで後頭部に置きます。両脇を閉めて頭を前に傾け、首の後ろを伸ばします。腕の重みで首の後ろを伸ばし、10秒を３セット行いましょう。

次に肩のストレッチです。

• 背筋を伸ばして座り、両手を背中の後ろで組みます。まっすぐ正面を見て、息を吐きながら肩甲骨を寄せる感じで斜め下に引っ張ります。胸を前に突き出して開くイメージで両腕を伸ばした状態で10秒程度キープします。

デスクワークなどで座りっぱなしの体勢による筋肉の代謝や低下は様々な悪影響があると言われていますが、仕事中に何度も席を立つことが難しい方は、気分転換も兼ねて、ぜひ今回のストレッチを試してみてください。