今年も残すところ約２週間となり、冷たい北風が吹き、冬到来の実感が湧いて来ました。そして冬はぎっくり腰になられる方が急増します。冬は気温が下がる事で血液循環が低下し、骨盤周りの筋肉が固まってしまいます。そうなる事で腰の血行不良により、疲労物質・老廃物がたまり筋肉、筋膜に痛みが出るのです。これには体の冷えや寒さが大きく関係しており、特に冬の寒い時期は体が冷えやすくなるので、寒さで体がこわばり、血管自体も収縮しています。血管も細くなっており、血液に十分に栄養素を届けられていないからです。また、年末になるにつれて仕事が忙しくなり疲労が重なっていく上、年末の大掃除などで無理をしてしまうなどの原因が多く見られます。

そのような予防として、とにかく体を冷やさないことが重要です。入浴はシャワーなどで簡単に済まさず、半身浴など1日の疲れをしっかり取るためにも、お風呂でリラックスして、体の芯から温めて血液循環をよくしてあげましょう。そしてストレッチや散歩、適度なジョギングなどをして、筋肉をほぐすことも大切です。

日々のケアを心がけるようにし、ギックリ腰には気をつけましょう。